★出産を迎えるにあたって
Q 出産準備はいつ頃はじめますか?
A 33週~34週までには必要なものを揃えておくとよいでしょう。お下がりやレンタルで間に合うもの、購入しなければならないものをリスト化してみるとわかりやすいです。赤ちゃんの衣類やタオル、寝具のカバーなど洗えるものは一度天気のいい日に水通しをしておきましょう。
入院時に必要な物品についても34週までには揃えておくと安心です。必要なものは分娩施設によって異なるので、事前に確認してから準備を進めましょう。
Q 里帰りの時期はいつ頃ですか?
A 遅くとも34週までには里帰りをします。里帰り先の分娩施設によっては、早い時期に分娩予約が必要となることもあるため、分娩予定施設を決めた時点で早めに確認しておきましょう。里帰り先への移動は、混雑しやすい時期や時間帯を避けます。飛行機で里帰りをする場合は、週数によって診断書などの条件が異なるためあらかじめ確認しておきましょう。
Q 入院のタイミングはいつですか?
A 37週以降は、正期産と呼ばれいつ生まれてもいい時期となります。36週に入ったら、いつでも病院に行くことができるように準備を最終確認しておきましょう。
☆確認しておくこと:入院時の連絡先(病院の夜間や休日の連絡方法)は?病院までの移動手段・所要時間は?(日中と夜間では道路事情により所要時間が異なることもあります)
入院時に必要な荷物は?入院や出産の連絡を誰にするか?経産婦さんの場合、上の子の預け先は?
☆陣痛かなと思ったら:陣痛とは、10分間隔以内で定期的に痛みを伴うおなかの張りが来ることです。おなかの張りや痛みが気になり始めたら、間隔を計ってみましょう。間隔がまちまちだったり、10分以上あいてしまうときは前駆陣痛の可能性もあります。判断に迷うときは、病院に相談してみましょう。
☆出血したら:お産が近づいて子宮の出口の準備ができ始めてくると、おしるしと呼ばれる出血がみられることがあります。おしるしがあったからと言ってすぐに入院が必要なわけではありませんが、お産が近づいてきたサインとしてとらえましょう。出血の量が多い場合(生理2日目くらいの量)、水っぽいものが出るときには病院に連絡しましょう。
☆破水したら:陣痛が始まる前に破水することもあります。少量だと、尿漏れとの区別がつきにくいことがあります。繰り返し水っぽいものが出るなら病院に連絡しましょう。出てくるお水の量が多いと驚いてしまうと思いますが、慌てずに大きめのナプキン(なければ赤ちゃん用のオムツでも代用可)をあてて、病院に連絡します。